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2021.12.24

意外と知らない?!気になるあの事業所の働き方について
【第二回 認定こども園】

当社HPをご覧いただきありがとうございます。

こちらのブログでは、日々登録会の情報や、当社からのお知らせ、
担当者によるコラムを配信させていただきます。


今回は、「聞いたことあるけどどんな施設なんだろう」と疑問に思う施設の内容についてお話させていただきます。


第二回目は「認定こども園」です。



【認定こども園とは】
認定こども園とは、幼児教育・保育を一体的に行う施設です。幼稚園と保育所の両方の良さをあわせもっている施設だといえます。子ども・子育て支援新制度の取り組みとして、就学前の教育・保育を受けられる新たな選択肢として誕生しました。

認定こども園は、家庭の事情や地域の実情などに応じて選択ができるように4つの種類に分けられています。

(1)幼保連携型
幼稚園教育要領に基づく幼稚園的機能と、保育所保育指針に基づく保育所的機能の両方をあわせもっている施設です。小学校児童との交流などを通して小学校との連携を図り、円滑に小学校へ進み教育が受けられるように教育・保育を行っています。幼保連携という名前の通り、両方の機能をあわせもつ単一の施設として、認定こども園の機能を果たしているタイプです。

(2)幼稚園型
公立や私立の認可幼稚園がもととなっている施設です。保育が必要なお子さまのための保育時間を確保して長時間預かりを実施したり、0歳からのお子さまを預かったりしています。幼稚園に保育所的な役割を備えることで、認定こども園としての機能を果たしているタイプです。

(3)保育所型
公立や私立の認可保育所がもととなっている施設です。保育が必要なお子さま以外のお子さまも受け入れるなど、就労していない保護者のかたでも利用できるようになっています。保育所に幼稚園的な役割を備えることで、認定こども園としての機能を果たしているタイプです。

(4)地方裁量型
幼稚園および保育所のいずれについても認可のない地域の教育・保育施設がもととなっている施設です。待機児童解消のため、新たに認定こども園とし、その機能を果たしています。



【どんな風に働くのか】
通常は、保育園では保育士資格、幼稚園では幼稚園教諭免許を持っていればそれぞれに勤務できます。しかし認定こども園で働く場合は、施設のタイプによって多少異なる部分がありますが、原則として「保育士資格」と「幼稚園教諭資格」の両方を取得している必要があります。

特に「幼保連携型」の認定こども園では両方の資格が必須で、それ以外の「幼稚園型・保育所型・地方裁量型」では0〜2歳児を担当する場合は「保育士資格」、満3歳以上を担当する場合は「保育士資格」「幼稚園教諭免許」両方の資格を持つことが望ましいとされています。


園によっても違いはありますが、一般的に保育園では保育の観点から「子どもの情緒・生活面」を、幼稚園では教育の観点から「スキルや生活指導的な面」を中心に指導が行なわれています。

認定こども園では機能としてその両方が求められていますが、今や年中・年長の園児に小学校入学を見据えた教育をしている保育園も多いので、現在保育園で働いている方はそれほど大きな違いを感じないかもしれません。
一方幼稚園で働いている方には0〜2歳のお子さんや夕方以降の保育など、幼児教育以外の仕事内容が増えることになります。


幼稚園と保育園の両方を有し、幅広い家庭の子ども達を対象とする認定こども園。
社会的なニーズを考えると保育園と同様、認定こども園の数も今後増加していくことが予測され、求人数も増えていくでしょう。



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